こっくりさんって本当に危険なの?実際の事件、科学的な根拠はあるのか

昔からホラーな遊びとして有名なこっくりさん。別名、エンジェルさま、キューピットさんとも呼ばれています。

複数人の手で触れているコインが勝手に動く現象に好奇心を感じ、友人と一緒にこっくりさんをやってみたら、

「勝手に机の上に乗せていたコインが動き出した」
「びっくりして途中で手を離してしまったら、あとで怪我をした」

といった体験談がよくあります。

遊びでやってみたら、本当にイヤなことが起きてトラウマになってしまった人も少なくありません。
こっくりさんは、本当に霊がやってくるのでしょうか。

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こっくりさんは本当に霊がくるの?

こっくりさんを行うと本当に何かが起きるか、否かという点においては確かな証明はできません。

しかし、こっくりさんは日本だけでなく、世界中で似たような降霊術として存在しており、実際にその現象によって何らかの出来事が起きています。

霊感が強い人、弱い人などがいるように、こっくりさんを行ってもなんともない人もいれば、起こりうる人もいるということです。

信じるか信じないかは人それぞれになりますが、スピリチュアルカウンセラーとして有名な江原啓之さんは、「安易にこっくりさんは行わないほうが良い」という旨の発言しています。(後述)

こっくりさんは低級霊を呼び寄せる

こっくりさんは元々、キツネの霊を呼び出す除霊術として信じられてきました。そのため、現代のこっくりさんは、平仮名や片仮名で表現されていますが、日本古来では「狐狗狸(こっくり)さん」という文字で表現されます。

つまり、こっくりさんをする時のセリフである、

「コックリさん、コックリさん、おいでください。」

という言葉は動物霊を呼び寄せていることになります。
動物霊は低級霊として考えられることもあり、こっくりさんによって呼び出された霊の質はあまり良いものではないという説があります。

キツネの霊ではない、という考えも

こっくりさんの起源は日本でできたものではなく、19世紀に西洋で流行した「テーブル・ターニング」が日本に流れてきたとされています。

1884年に伊豆半島沖に漂着したアメリカの船員が自国で大流行していた「テーブル・ターニング」を地元の住民に見せたことをきっかけに、日本でも流行するようになったという。

お櫃を用いた机が「こっくり、こっくりと傾く」様子から“こっくり”や“こっくりさん”と呼ぶようになり、やがて“こっくり”に「狐(きつね)」、「狗(いぬ)」、「狸(たぬき)」の文字を当て「狐狗狸」と書くようになったという。また、「コークリさん」「お狐さん」とも呼ばれ、一般には、低俗な動物霊と言われている。

引用元:Wikipedia

こっくりさんは動物霊を呼び寄せる説が多いですが、上記の説でいえば、こっくりさんは動物霊を呼び出すために発案された、というよりも後付けや成り行きで「動物霊を呼び寄せるもの」という考えや、名前がつけられたことになります。

さらに、霊能力があることで有名な美輪明宏さんや、江原啓之さんは、TV番組「オーラの泉 本当にあった体験SP」にて、ほしのあきさんのこっくりさん体験について以下のような言及をしています。

高校生の頃、こっくりさんをしていた。
→授業中にみんなでやっていたら、突然質問と全く違う答えが
出てきた。
→10円玉が勝手に動き出し、一人の女の子が手を離したら、
机から10円玉が飛んでいってしまった。

その瞬間、友達の一人が白目をむいて泣き出した。
→声をかけても何も答えず、「ママがいない」と言い出して、
子供みたいになってしまった。

友達のおばあちゃん(霊媒師)に電話をしたら、窓を全部開けて、
背中を叩いて「出てけ」と言いなさい、と言われた。
→何度かやっていたら、意識を取り戻した。

友達は泣いている間、意識はあって質問は聞こえるけど、体が
動かなかった、と言った。
→出た瞬間に体が軽くなった。

こっくりさんは狐の霊ではない、と美輪さん。
人霊(子供の未浄化霊)が入ってしまった、と江原さん。
→背中を叩くのは、首の付け根に霊の入口があるから。

こっくりさんをやるのは一番いけない、と江原さん。
→禁止している学校もある。
→「(低級な霊を呼ぶと)帰らないと言う」と美輪さん。
呼んだから来た、と江原さん。

引用:オーラの泉と江原啓之と美輪明宏の情報

こっくりさんによって霊が呼び寄せられる場合、その霊は動物霊であるとは限らないということです。

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こっくりさんの事件と社会現象

こっくりさんは1970年代に日本で社会的なブームを巻き起こしています。

漫画「うしろの百太郎」の作中でこっくりさんが紹介されたことがきっかけとなって、少年少女の間でこっくりさんが流行することとなりました。

ところが、遊びでこっくりさんを行った子供たちが突然、狂いだしたり、呼び出した霊に憑依されるといった、さまざまな現象が引き起こされ、都市伝説や怪談として語られるようになりました。

都市伝説や怪談では信じられないという方もいるかと思われますが、似たような事件や現象がつい最近でも起きています。

中学校にて「子どもたちが落ち着かなくなった」

2015年5月には、海外で流行っている現代版のこっくりさん「チャーリーゲーム」が日本の中高生の間で流行し、生徒が大声や奇声を発して指導に踏み切った中学校がでています。

 ブームは海を越えて日本にも訪れている。中高生がゲーム中の様子を動画や画像でSNSへ投稿し、「まじでやばい!!!」「やらん方がいい」などと感想を盛んに書き込んでいる。どこからともなく悲鳴が聞こえた、本棚から勝手に本が落ちた、誰のものか分からない髪の毛が動画に映った、など「怪奇現象」とされるものが報告された。

日本でも一部の中学校でちょっとした騒動を引き起こしている。山口県のある中学校は取材に対し、実際に生徒指導をしていると明かした。5月末、チャーリーゲームをするため校内に生徒が集まり、大声や奇声を上げて騒いだという。教師が「学業の場に相応しくない」と注意。罰則はないものの、今もやらないよう呼びかけていると話す。

熊本県のある中学校も「(校内で)流行っている」と明かす。この学校では「子どもたちが落ち着かなくなった」「やっている子達の周りで嫌な思いをする子がいる」として生徒全員に注意したという。

山梨県のある中学校ではチャーリーゲームとの関係は不明ながら、こっくりさんをやる生徒が増えたという。その影響で体調を崩す生徒も現れたため、先週一部のクラスで「(こっくりさんを)やらないように」と注意したそうだ。

引用:JCASTニュース

科学的な根拠からみたこっくりさん

こっくりさんによって、何らかの現象や事件が起きていることは認識できますが、具体的にこっくりさんによって本当に降霊術なるものが起きているかについて、明確な答えは見つけきれていません。

そこで科学的な立場からこっくりさんに対する見解をご紹介します。

こっくりさんは集団催眠術

催眠術と聞くと、幽霊と似たような存在として認識されがちですが、催眠術は科学的に説明ができます。

催眠術は脳科学を利用した心理学であり、催眠を使ってうつ病やパニック、恐怖症などの治療が行われています。テレビで見るような催眠術が本当の催眠だと思われがちですが、医療の現場では催眠療法の研究が昔からされており、誰でも催眠術は掛かってしまうものです。

もし、催眠術を疑ってしまう方は手が開かなくなる催眠術の動画で、催眠術を体験してみると分かりやすいでしょう。

催眠術にはかかりやすい人、かかりにくい人があるため、全く効果が感じられない方もいるでしょう。
しかし、催眠術の世界がどのようなものであるかは分かっていただけたかと思います。

こっくりさんも、この催眠状態と通ずるものがあり、こっくりさんを行っている人達が集団催眠にかかって、自分たちでコインを動かしているということです。
こっくりさんは一種の暗示であるため、催眠術の暗示を解かないと催眠状態から抜け出せなくなってしまいます。

動画ではもう片方の手で固まった手をほぐしてあげると暗示が溶けるようになっていますが、こっくりさんで言う暗示の解除は「こっくりさんどうぞお帰りください」といったセリフにあたると考えられます。

しかし、素人によって行われる集団催眠ですから、正しく暗示が解除されるとは限りません。そのため、うまく暗示が解除されずに、社会的に問題とされる現象や事件に繋がっていってしまったのではないか、というのが科学的な考えによるこっくりさんの見解です。

教育委員会では、霊的な現象だけではなく、このような科学的な検知に基いて、こっくりさんの禁止を指導している点があるのです。

最後に

こっくりさんは霊的な要素、催眠的な要素、どちらによるものであるかは人それぞれの価値観によって変わってきます。

しかし、どちらの要素によってこっくりさんの現象が引き起こされているとしても、「安易にやってはいけない」という点については両者とも共通しています。

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